ジャズの話でも。
電子音の欲求もだいぶ収まってきたところ、今度はジャズでも聴きたいなあと思いつつもなかなか最近はコレって言うのに出会わなくて困っていたんです。んでまー先週しんじくに行ったのでやっぱ黄色い看板に吸い寄せられるわけですよ。タワレコに。
で試聴しようと色々巡ってたらありましたよ、掘り出し物が。僕は試聴といっても大抵1曲アタマ10秒くらい聴いて好きか嫌いかを判断する程度で、深くは聴かないんだけどコレは珍しく丸々1曲聴いてしまいました。
Alberto Conde Trio / ANDAINA
スペインの人を中心としたピアノトリオらしいのでまあラテンフレイバーあふれる暑苦しい演奏なのだろうなと思っていたら大間違い。のっけからミニマルなピアノです。ライヒ厨としてはがっちり心掴まされました。それよりも最初に驚いたのは、タイム感がすごい。ここまでばっちり決めるトリオ久々聴いた。んでミニマルなピアノも今となっては珍しくないし、現代音楽寄りのミュージシャンはセリー音楽みたいななんかよくわからん方向にに走るのかなと思いきやメランコリックでビュリホーなフレーズを次々出してきます。かといってコテコテ過ぎるわけでもなく、むしろ割とフォーキーなのがまた良い。通して聴けばめさめさ格好良いジャズアルバムでした。これ多分メセニーグループ好きな人にはたまらんと見た。ええ、僕です。
試聴できそうなところをざっと探したんですが無い模様。なので雰囲気つかむためにせめて、と昨年出たアルバムがiTMSに置いてあったのでそちらを
リンク。書きながら聴いたけどこっちも良いなあ。
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