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化物語

2009.07.21 - book


今期アニメは何を見るかねえと物色していたところ,「化物語」が目に留まったので早速見てる.とりあえず絵から入って,内容について調べたら怪異の話だった.メガテン好きなのでこの手の民間伝承や神話には少なからず興味も湧く.聞けば原作は前々から興味を持っていた西尾維新という事なので,早速原作を買って読んでみた.

痛快で面白い.どうやらライトノベルの括りらしいのだけれども,その手の本は読んだことがなかったので,想像がつかなかった.基本的にはモノノケとの遭遇とその解決ってのが主題なのだけれども,運悪く悪いものと巡りあったという解釈ではなく,必然的にそういう状況を自ら産んだって捉え方が好きだなあ(例外あるけど).誰のせいにするでもなく.被害者が多いこのご時勢だからそう感じるのかもしれんけど.あと,なじみのない単語が頻発するので久し振りに辞書開いたよ.

ミステリやサスペンスっぽい展開ではあるものの,随所に折り込まれた「漫才」が後を引く.そして出てくるキャラクターがなかなか濃い.殆どが女子なんだけど,ツンデレに生意気な小学生,百合っ子,内気な中学生,委員長という所謂萌え要素のバーゲンセール状態.なので最初は彼女らの典型的なオタ口調,変な言い回しの台詞にちょっと引き気味だったのだけれども,主人公との会話,掛け合いが絶妙すぎて,気にならなくなった.むしろ今まで大して魅力を感じなかったツンデレにぐっと魅力を感じてしまう始末.ていうかツンデレはかくあるべし,とすら思ったり.見事に引き込まれてしまった.

文章でこんなに笑ったのはものすごい久し振り.読み終えた今でも各キャラとの会話部分を何度も読み返してる.アニメの方も映像が洗練されているので,この勢いだとDVDまで買いかねないんですけど.
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